儲かる仕組みづくり

*儲かるための4つの仕組みづくり

1. 集客
新しいお客さんを集めるための仕組みづくり。
お客さんが来る理由を掘り下げて明確にする。

2. リピート
リピートさせる仕組みづくり
同業他社との違い、自社の強みを明確に打ち出す。

3. 固定費
固定費の変動費化
業績により変動する人件費
悪化したら給与も賞与も減る。
社員に自営業の気持ちや経営感覚を植え付ける。

4. 粗利益
粗利益の低い会社は絶対に儲からない。
薄利多売でやっている限り、中小零細企業は生き残れない。

*売上から利益重視へシフトチェンジ

1. 数値発表や一日の物差しは営業利益で行う
売上や販売数量でなく営業利益で
社員の頭が利益重視の方向へ自然にシフト

2.取引先、地域別、店別、月別、年別に全て営業利益で差を検証する

3. 固定費を高いもの順に並べ、上位1~3までをとくに力をいれて削減対策を検討する
人を増やす目安は、売上増や社員の忙しさではなく、
あくまでも粗利益を基準に判断すべき

*儲かる会社と儲からない会社はどこが違うか。

儲からない要因の一つは、仕事の計画を立てながらも
それが実行されないことだ。

儲からない会社は、指示を与えても改善点を
決めても進捗管理せず、確実に結果に反映出来ない。
甘い社風をつくり、実行出来ない習慣をつくる。

*稼働する仕組み 規定をつくる

依頼した日付けから2ケ月以上放置されると、
「課題出勤」をしなければならない。

課題の未完了を賞与にも反映させる。

例: 2ケ月前の課題で未完了があれば課題1つにつき
1万円、1ヶ月前であれば5000円が引かれる。
但し、賞与支給翌月中に完了すれば引かれた分は
払い戻しされる。

*朝礼?実施できますか?

自分で考え、自分で行動すること。

*発展しない企業は退職者があまり出ない。

何の世界でも上を目指すチームは辞める人間が出るのが
必然、志が高く伸びようとする会社は人が入れ替わる。
自然の摂理。流れなくなった水は腐る。

*採用の基準

素直な人
恋愛などプライベートな質問
恋愛といった答えにくい質問にもパッと答える人は素直だ。
「過去の人生で一番大変だったこと、逆境だと、
思ったことは何ですか?」
キチンと回答できる人は自己開示ができている。
「何でもいいから、あなたはこれまでの人生で何か
頑張ったことがありますか?」
真剣になったことが何一つない人は、仕事も
途中で下げ出してしまう可能性が高い。
決め手は ◎自分がその人を好きになれるかどうか」

*優秀な人材は採用しない

小さい会社に役職は要らない
役職をなくして「文鎮型組織」
問題・クレームを上や他に回さない。
報告は社長に直接行ない、指示を仰ぐ場合も
直接社長に聞く。

名刺上では役職を与えてある。
役職は社会的名誉であり、対外的に
肩書きがないと会えない人も多いという理由

*クオリティで業績は決まる

「仕事の質そのもの」「完成度」
クオリティの高い人は何をやっても高い質を求める。
中小零細企業でクオリティを上げようと思ったら、
すべての業務に社長が具体的な指示を出し、
細かいチェックをすることだ。

そうすればある程度のクオリティは守られるだろう。
ただし、それで社員の根本的なクオリティが高まるわけではない。

何事も成功する人は、普通の人が見過ごすこと、
軽く受け流すことも重要にとらえて、しっかりと実行する。
クオリティの高さは全ての業務に関係する。

儲かる会社にするには、社員に手取り足取り何をどのようにすべきかを教え、
さらに道徳的教育も行って、人としてのクオリティ、
つまり人間力を高めていくことが必要になる。

社員のモチベーションの上げ方
頑張らせるコツがある。
モチベーションというのは実は仕組みなのだ。
モチベーションをコントロールできる仕組みが必要

社長が社員の話に耳を傾けること。
社員の欠点を認め、長所に注目する。